ドコモゼミWebアプリラボ 結果発表

先月からちょこちょこアナウンスしていました、ドコミゼミ Webアプリラボ のWebアプリコンテンストの結果発表があり、ノミネートされたということで行ってきました。


結果は、、、、、

こちら! → http://d-webapp.jp/tb/index.html


最優秀賞は「インド式かけ算」!!
優秀賞には「The 雑草」が選ばれました。

我らが「かきまる」は佳作を頂きました。評価くださった皆様ありがとうございます。

開発者の皆さんは本当に真剣に作られていて、色々な想いが伝わってきました。

開発者のエピソード

最優秀賞のインド式を開発したのは、高校で数学を教えていたという元数学教師の60歳オーバーの方!デザイナの方とネット上でやりとりしながら作ったそうです。教師の経験を活かし子供でも分かりやすいように工夫した、計算方法を独自で編み出したと思ったらインド式だったw、などネタ満載でした。

優秀賞を受賞された「The 雑草」の開発者は、小さいお子さんがいらっしゃる女性でした。ご自身のお子さんもスマホを使うそうなのですが、スマホだけを触るのでは無く、外へ出て自然と一緒に遊んで欲しい、という想いで作られたそうです。母親の子を思う真摯な気持ちで作られたエピソードに感涙です。

審査発表会の後、懇親会で色々な方とお話しして大変刺激を受けました。皆さんの真摯な気持ちを見て、私たちに一番足りなかったのは真剣さだと痛感させられました。それでも佳作という賞を頂き、大変恐縮です。もちろん、不真面目に取り組んでいたわけでは無いですよ。それなりに真面目にやっていました。しかし他の皆さんの真摯さを見るとお恥ずかしい限りです。。

コンセプトが途中でずれていた。

反省点は諸々ありますが、一言で表すならばコンセプトが途中でずれてしまっていた、ということに尽きると思います。作っているうちに、モバイルWebのインターフェースを実験するような形になり、本来目指すべき子供と家族が一緒に楽しむ、というコンセプトが薄くなってしまいました。

そのため、何をするアプリなのか伝えることが弱くなり、スマホに絵を描くアプリだと思われてしまうことも。また、動物の名前もちょっと捻りすぎて子供には難しく、子供の興味を十分に引きつけられなかったこともあります。ネタの被せもちょっとやり過ぎたかな、と。。。

スマホだけに閉じたアプリではない、という狙いは良かったかと思うのですが、その魅力を十分に引き出せなかったのが残念です。

当たり前だけど一番重要なこと

面白いインターフェースや見た目のデザインも重要ですが、一番大事なことは、真剣に使う人の立場で考える、ということ。当たり前のことだけど、常にそのことを意識するのは案外難しい。つい誤魔化しそうになります。仕事ではもちろんそれを最優先に考えますが、特に今回ようなコンテストだと動きの方に注力しがちになります。そのあたりのことを審査員の方々はしっかりと見極めていたのだと感じました。

こういう企画に参加させていただき、大変勉強になりました。賞まで頂くことができ、本当にありがとうござました!!

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